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「洗濯乾燥性試験」で素材ごとの乾きやすさを比較

2018年02月15日(木)

1.冬場の洗濯物の乾きにくさを検証

洗濯物が乾きにくい冬場。大阪の1月と2月の外気温と湿度を調べたところ、おおむね、気温5℃、湿度63%RHでした。これと同じ環境下で洗濯乾燥性試験を行い、素材別の乾きやすさを比較しました。

2.洗濯乾燥性試験を行ないます

<試験品>
No.1:冬場、乾きにくい“綿のタオル”
No.2:冬場によく利用される“ポリエステルのフリース”
No.3:“ウール100%のセーター”
3種類の生地の大きさと形を揃え、試験を実施します。
 

 
<試験方法>
全自動洗濯機の標準コースで3種類の試験品を一緒に洗濯し、試験環境下にて乾き具合を観察します。
観察はサーモグラフィ表面温度による生地表面観察と試験品の重量計測で行います。

3.試験結果を“見える化”


 
■3種類の素材の「乾きやすさ」をグラフで比較

 
■サーモグラフィ画像で比較

15分後
30分後
45分後
60分後
75分後
120分後
180分後
240分後
300分後
360分後

※実際の洗濯乾燥状況は、陽光・風・製品の形・干し方によって異なります。
 

試験の結果、フリースは短時間で完全に乾くのに比べ、タオルとウールは6時間経過後も完全には乾燥していないことがわかります。

4.乾きやすい加工をした繊維製品などの評価に

今回は種類の異なる3つの生地で試験をしましたが、同一生地での加工品と未加工品などで乾燥度合の違いを比較することもできます。
・乾きやすい加工を施した生地と、未加工の生地との比較検証
・試験環境を変えることによって、部屋干し環境での乾燥試験  など
 
当研究所では、今回ご紹介した試験以外にも、繊維製品全般の事前試験から原因究明等クレーム対応まで、幅広く皆様からのお問い合わせ・ご依頼を承っております。
お気軽にお問い合せください。
 

<関連項目>
吸水速乾性試験
サーモグラフィ皮膚表面温度解析

 


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