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消費科学研究所ブログ

Archive for 10月, 2017

レジ袋やゴミ袋など、JISに基づいたポリ袋の品質試験とは。<第2弾>

金曜日, 10月 27th, 2017

 
昨年10月のブログで取り上げ、ご好評をいただいた「ポリ袋の品質試験」の第2弾です。(第1弾は2016年10月ブログをご参照ください)
今回は、消費科学研究所で実施しているJIS規格に基づく試験の中から、ポリ袋(ポリエチレンフィルム製袋)の品質規格であるJIS Z 1702[包装用ポリエチレンフィルム]とJIS Z 1711[ポリエチレンフィルム製袋]による「引張試験」と「水漏れ試験」の2つをご紹介します。

1.引張試験で、ポリエチレンフィルムの破断しやすさを測定

[JIS Z 1702 包装用ポリエチレンフィルム 7.5引張試験]に基づき、試験機を用いて行ないます。
 
<試験方法>
①試験品をダンベル型に打ち抜き、中央部に標線を引いた後(標線間距離40mm)、試験片の厚さを測定します。※標線内3箇所の厚さのうち、最小の値を試験片の厚さとします。
 
・試験片の写真
試験片の写真
 
②試験片を引張試験機に取り付け、速度500mm/minで引っ張り、試験片が破損する最大荷重と、破断時の標線間の距離を測定します。
 
・試験機・測定時の写真
試験機・測定時の写真
 
<試験結果の求めかた>
試験結果は、破断までの最大荷重を、試験片の元の断面積で除した値を引張強さ(MPa)として求めます。伸びは破断時の標線間距離より算出します。
 
(例)
①試験片の厚みを測定
標線間を含めた3箇所の厚さのうち、最小の値を試験片の厚みとします。
試験片の厚みを測定
 
②引張試験で引っ張り強度と伸びを測定
 試験条件・最大荷重 10Nで引っ張った結果、破断時の標線間距離が200mm
引張試験で引っ張り強度と伸びを測定
 

2.水漏れしないことを確認

[JIS Z 1711 ポリエチレンフィルム製袋 8.6水漏れ試験]に基づき試験を行ないます。
 
試験品の長さの約1/5まで水を入れ、そのまま1分間保持した後、ポリ袋の底部から水滴が落ちないことを目視で確認します。
 
水漏れしないことを確認
 

3.他にも、ポリ袋類に関する各種試験を実施しています

自治体指定のゴミ袋について、それぞれ仕様書に則った品質基準が定められており、確認のために必要な第三者機関での試験等にも対応しています。
試験内容等の詳細や発注方法については、気軽にお問い合わせください。
 

 

商品名 試験項目
ごみ袋・レジ袋・
ポリ袋類
厚さ測定
寸法測定(長さ)
寸法測定(幅)
寸法測定(シール下)
一枚あたりの質量測定
引張強度
引裂強度
伸び
衝撃強度
ヒートシール強度
水漏れ
印刷部分の鉛・カドミウムの含有量
素材確認
印刷はく離強さ

 


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大阪研究所 Tel.06-6445-4670(代)
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