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消費科学研究所ブログ

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品質セミナーのご案内

火曜日, 5月 22nd, 2018

最近、食品や日用品など生活に身近なもので、健康や安全を脅かすような問題が多く発生し、品質に対する社会の目が厳しくなっています。
しかし、社内で品質管理の啓発を強化したくても、教育する人材がいないなどの理由でお悩みではありませんか?
消費科学研究所では、品質管理に関する従業員教育、担当者向けの勉強会、お客様からのお申出への対応など、各種セミナーを承っています。
 
●セミナーの特徴
・小売に強い品質管理会社です。特にクレーム原因や製品の使用方法に関する内容、お客様からのお申し出への対応については、幅広く情報提供ができます。
・実際の試験設備を使用した評価試験が体験できます。
・全国どこへでも講師を派遣いたします。
 
セミナー風景
 
●セミナーの実施までの流れ
①事前の打合せにより、セミナーのテーマを設定。

②テーマに沿った教材を作成。

③さらに細かなニーズを反映し、教材を完成。

④セミナーを実施。
 
まずはお気軽にお問合せください。
 


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4月から、帽子にも品質表示が必要になりました。

水曜日, 5月 2nd, 2018

 

1.繊維製の帽子が品質表示の対象に

家庭用品品質表示法の改正により、繊維製の帽子が対象品目になりました。
これまでは、東京都条例に帽子の表示に関する法規があり、東京都で販売する帽子には 品質表示を行う必要があったものの、他府県では任意表示となっていました。
今回は国の法律で表示対象となったため、国内全域で品質表示が必要となります。平成30年4月1日以降に製造販売する商品には品質表示が義務付けられ、表示のないものは販売できなくなります。
※法律上は4月1日から表示を行う商品が対象。それまでの商品(持ち越し品)は販売継続可能です。

 

●表示項目
①繊維の組成
②家庭洗濯等取扱方法
③表示者名等の付記

 

●対象
・日常的に使用される通園通学帽子
・運動帽子
・スポーツ・レジャー用帽子(野球帽子、テニス帽子、ゴルフ帽子、水泳帽子等)
・防暑防寒帽子
・タウンハットその他これらに類する帽子

 

※対象外
・特に装飾性の高い帽子
・業務用として用いられる帽子
・サンバイザー (業務用として用いられないものも含む)
・麦わら等の天然草木、皮革、合成皮革及びフェルト製の帽子
・ゴム製の水泳帽子

2.帽子の表示に関わる品質試験とは

●混用率試験
①検鏡などにより何の繊維が含まれているかを確認
②2種類以上の混用の場合は、繊維を解じょし、それぞれの繊維重量を測定

③混紡糸等が使用されており、解じょできない場合は薬品で任意の繊維を溶解除去し、溶解処理前後の重量を測定し計算することで、それぞれの組成繊維の重量を算出
④各繊維の重量から百分率を算出する

 

3.品質表示の作成・アドバイスを行っています

当研究所では、家庭用品品質表示法に則った表示の作成も実施しています。

 

(例)
●組成表示はどのように行えばよいか?
 
帽子本体の生地や装飾部分の生地など、各素材の組成情報および、商品をご用意いただければ、消費科学研究所で適正かつ効率的な組成表ご示を提案します。
また、組成情報がない場合は混用率試験を行ない、適正な表示を作成することも可能です。
 
●取扱表示はどれを選定すればよいか?
 
昨今は、さまざまな衣料品を家庭で洗濯をしたいというニーズが高まっています。帽子についても、特に春夏モノについては汗汚れ等が付着するので水洗いしたいというニーズがあります。
当研究所では実際に想定される洗濯やドライクリーニング等を行い、商品の外観変化や寸法変化率の測定、素材情報から適切な取扱表示をご提案します。

 
表示例

 

4.不適正な表示のチェックも実施しています

店頭の商品、在庫品、入荷品について、法律に適合していない表示がされたものがないかをチェックし、発見した場合は表示の修正改善についてアドバイスします。

 

●例:店頭で発見された不適正な表示(取扱表示の順序が不適正)

適正な表示は、家庭洗濯、漂白処理、乾燥、アイロン掛け、商業クリーニングの順が正解。この誤表示は、乾燥(タンブル乾燥不可)が最後になっており、順番が異なるため。

 

当研究所では、今回ご紹介した試験以外にも、帽子全般の事前試験から原因究明等クレーム対応まで、幅広く皆様からのお問い合わせ・ご依頼を承っております。
お気軽にご連絡ください。

 


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シリコーン製調理器具などの耐熱温度・耐冷温度

金曜日, 3月 23rd, 2018

1.合成ゴム製器具:台所用容器等が家庭用品品質表示法の対象になります

シリコーンゴム製の調理器具や台所容器が広く普及している実態を踏まえ、これらの商品の正しい取扱い方法を消費者に伝える必要があるため、家庭用品品質表示法で合成ゴム製器具が対象品目になりました。平成30年4月1日から施行されます。

 

●表示項目
①使用材料
②耐熱温度
③耐冷温度
④容量
⑤取扱い上の注意
⑥表示者名等の付記 ※品目によっては表示事項が異なります。

2.「耐熱温度」の表示が必要となります

当研究所では、家庭用品品質表示法に基づく合成ゴム製器具:台所用容器等の「耐熱温度」の試験を実施しています。

 

<試験方法>
耐熱温度の試験は、JIS S2029(プラスチック製食器類)の7.4に掲げる耐熱性の試験を用いることとし、50度を起点として10度おきに行う。ただし、使用材料の種類に応じ各々の特性その他蓄積された知識、技術及び経験を勘案し、耐熱温度を合理的に推定できるときは、当該推定により相応と認められる温度を起点とすることができる。
なお、恒温槽の中に収容できない大型の合成ゴム製器具については、当該合成ゴム製器具の一部を切削して試験を行うことができる。

 

<関連項目>
耐熱試験・耐冷試験

 

■耐熱温度
耐熱温度=前号の試験により機能の異常又は著しい変形が生じた温度-10度

 
試験機器:ギアーオーブン

 

3.「耐冷温度」の表示が必要となります

当研究所では、家庭用品品質表示法に基づく合成ゴム製器具:台所用容器等の「耐冷温度」の試験を実施しています。

 

<試験方法>
耐冷温度の試験は、一定温度に定めた低温槽の中に合成ゴム製器具を入れて、1時間保持したのち、これを取り出し、そのまま2時間放置したときに機能の異常または著しい変形が生じているか否かを観察することとし、この試験をマイナス10度を起点として10度おきに行う(水を入れて冷蔵庫の中で使用する容器にあっては、常温の水を容器の約80%入れておく。)。
この場合において、低温槽の中に収容できない大型の合成ゴム製器具については、当該合成ゴム製器具の一部を切削して試験を行うことができる。

 

弊社では、-40℃まで試験が可能です。

 

<関連項目>
耐熱試験・耐冷試験

 

■耐冷温度
耐冷温度 = 前号の試験により機能の異常または著しい変形が生じた温度+10度

 
試験機器:低温恒温恒湿器

 
●表示例

 

当研究所では、今回ご紹介した試験以外にも、合成ゴム製品全般の事前試験から原因究明等クレーム対応まで、幅広く皆様からのお問い合わせ・ご依頼を承っております。
お気軽にご連絡ください。

 


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新しく変わる魔法瓶の表示法について、ご存じですか?

月曜日, 3月 19th, 2018

1.家庭用品品質表示法の改正により、魔法瓶の表示項目等が変わります

エコ意識の高まりなどから魔法瓶を利用する人が増え、表示の見直しが必要とされてきました。昨年、家庭用品品質表示法の改正によって魔法瓶の表示等が変更され、平成30年4月1日からすべての項目で施行されます。
 
●変更項目
①ステンレス製卓上用魔法瓶が新たに規制対象となりました。
②ステンレス製携帯用魔法瓶に直飲みタイプが追加されました。
③表示項目に「保冷効力」が追加されました(ステンレス製携帯用魔法瓶であって保冷専用のものに限る)。
※保温・保冷ともに可能な魔法瓶は保冷効力の表示は任意。保冷専用の魔法瓶は保温効力の表示は不要です。
④「保温効力」のうち、24時間経過後の温度表示は現実的でないため不要となり、携帯用魔法瓶は6時間、卓上用魔法瓶は10時間のみとなりました。

2.保冷専用の魔法瓶には、「保冷効力」の表示が必要となります

当研究所では、法改正に則った魔法瓶の「保冷効力」の試験を実施しています。
 
<試験方法>
室温20℃±2℃において2時間以上開栓して放置した製品に付属の中栓を施したときの中栓の下端まで4℃の冷水(氷は含めないこと。)を入れ、水の温度が4℃±1℃になったときに、その製品付属の中栓等をした後、6時間放置した場合におけるその水の温度が表示以下となるように温度を表示し、その次に括弧書きで「6時間」と付記する(ステンレス製携帯用魔法瓶であって保冷専用のものに限る)。
 
<関連項目>
保冷効力
 

3.家庭用品品質表示法に基づく表示を作成しています

当研究所では、改正法に則った実容量、保温効力、保冷効力の試験をはじめ、魔法瓶の表示作成も実施しています。
 
・保冷専用の魔法瓶の表示例

 
当研究所では、今回ご紹介した魔法瓶の保冷試験以外にも、魔法瓶のJIS規格に必要な試験、品質・性能に関わるさまざまな試験・検査を行っています。ぜひ、お気軽にご連絡ください。
 
■関連記事(過去ブログより)
・2016年3月ブログ「今年、まほうびんのJIS規格が改正されました」
 


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「洗濯乾燥性試験」で素材ごとの乾きやすさを比較

木曜日, 2月 15th, 2018

1.冬場の洗濯物の乾きにくさを検証

洗濯物が乾きにくい冬場。大阪の1月と2月の外気温と湿度を調べたところ、おおむね、気温5℃、湿度63%RHでした。これと同じ環境下で洗濯乾燥性試験を行い、素材別の乾きやすさを比較しました。

2.洗濯乾燥性試験を行ないます

<試験品>
No.1:冬場、乾きにくい“綿のタオル”
No.2:冬場によく利用される“ポリエステルのフリース”
No.3:“ウール100%のセーター”
3種類の生地の大きさと形を揃え、試験を実施します。
 

 
<試験方法>
全自動洗濯機の標準コースで3種類の試験品を一緒に洗濯し、試験環境下にて乾き具合を観察します。
観察はサーモグラフィ表面温度による生地表面観察と試験品の重量計測で行います。

3.試験結果を“見える化”


 
■3種類の素材の「乾きやすさ」をグラフで比較

 
■サーモグラフィ画像で比較

15分後
30分後
45分後
60分後
75分後
120分後
180分後
240分後
300分後
360分後

※実際の洗濯乾燥状況は、陽光・風・製品の形・干し方によって異なります。
 

試験の結果、フリースは短時間で完全に乾くのに比べ、タオルとウールは6時間経過後も完全には乾燥していないことがわかります。

4.乾きやすい加工をした繊維製品などの評価に

今回は種類の異なる3つの生地で試験をしましたが、同一生地での加工品と未加工品などで乾燥度合の違いを比較することもできます。
・乾きやすい加工を施した生地と、未加工の生地との比較検証
・試験環境を変えることによって、部屋干し環境での乾燥試験  など
 
当研究所では、今回ご紹介した試験以外にも、繊維製品全般の事前試験から原因究明等クレーム対応まで、幅広く皆様からのお問い合わせ・ご依頼を承っております。
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<関連項目>
吸水速乾性試験
サーモグラフィ皮膚表面温度解析

 


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